What is "Nigechizu"?

After the Great East Earthquake, NIKKEN SEKKEI invited architecture students in Tohoku (Northern east) district as intern, and searched about the disaster area with them.

Since we received the stimulus in students’ single-minded posture, we formed the disaster revival volunteer team. One of our activities, we heard the opinions of people who lived in disaster area and hold uneasiness in reincarnation of tsunami, and made evacuation maps together which included the history of past tsunami and expressed the time to safe places by classification by color. We called this evacuation map “nigechizu”.

Though, when you use this evacuation map, you need to raise the accuracy of information drawn in “nigechizu”. “Nigechizu” introduced by this homepage is just a sample to explain how to make and how to use “nigechizu”. You need more detail research about the number of elderly people and their walking speed, the width and the slope of roads and so on... to raise the accuracy of this map.

On the other hand, “nigechizu” can be reference materials to decide the measure for evacuation because it can help to understand the character of area. In fact, we did some workshop with local people and saw the people could understand the character of their living area and consider about the measure for evacuation by themselves.

We want to continue helping the local people to make “nigechizu” and then they discuss about their own town planning with this map. We hope that many people use this homepage to understand “nigechizu” and revise it more helpful tool.

We say condolence to those who died in the Great East Earthquake and do our best put this experience to the following time.

NIKKEN SEKKEI Volunteer Team


「避難地形時間地図」(通称:逃げ地図)とは

東日本大震災直後、日建設計は東北の建築学生をオープンデスクとして東京に招き、学生とともに被災地のリサーチに取り組みました。

オープンデスクでの学生たちのひた向きな姿勢に刺激を受け、日建設計有志は震災復興ボランティア部を結成しました。私たちの活動の一つとして、震災直後の避難所や道路が破壊された地域において、再度の津波到来に不安を抱く被災地住民の方々の声を聞き、避難ルートの検討と作成のお手伝いをさせていただきました。その際、地図上に過去の津波の履歴を重ね合わせて浸水危険性のある地区を濃淡で表現し、また安全な地区へ移動するための逃げ道に所要時間の情報を色分けすることをご提案し、地図上に避難に関わる時間情報を可視化させることができました。この時間情報を取り込んだ地図を私たちは「逃げ地図」と呼びました。

しかし実際に避難ルート図としてご利用いただくには、「逃げ地図」の入力情報の精度を上げる必要があります。本サイトで例示している逃げ地図は、作成方法や地図の意味をご 理解いただくために簡便なデータを入力して得た結果に過ぎません。例えば、お年寄りや障害者の方の人数や移動スピード、道の幅員、勾配、整備状況、時間帯による混雑度など、地区固有のさまざまな情報があり、避難訓練や現地の詳細調査などで、初めて得られたり、検証されたりするような情報を含みます。

一方、逃げ地図は、避難計画を策定いただくための参考資料となるだけでなく、地域の性状が把握できることで、どこに何をすればより安全になるのかを検討するためのベースマップとなりうることも分かってきました。 実際、復興計画立案の参考としていいただくために、私たちはいくつかのワークショップ を通して地元の人たちと逃げ地図を共作しましたが、地域の特性や実情に合った安全な街 づくりが住民主導で提案しうることが確認でき、逃げ地図のもう一つの利用のされ方を見 つけることができました。

私たちは、逃げ地図が住民主導で各地区で作成され、安全で良好な街づくりに役立ってく れることを願い、そのためのお手伝いを今後とも続けていきたいと考えています。 本サイトに掲載の逃げ地図は、臨海地区の避難ルートや街づくり計画を検討するために利 用できるの一つのツールをご紹介したに過ぎず、皆様に広く利用していただくことで、こ の方法が改良されたり、新たな提案が創出されたりすることを期待しています。

私たちは、2011年3月11日の東日本大震災でお亡くなりになられた方々やそのご遺 族に心よりお悔やみ申し上げ、この経験が次の時代に確実に生かされるよう力を尽くして まいります。

日建設計ボランティア部