勤務先の近くに住むので通勤楽々
様々な職種で住み込みの求人を見かけますが、自動車や精密機械などの工場勤務の求人が比較的多いです。大抵は勤務先から程近い場所に立地する会社の寮や、会社が借りている集合住宅に住み込めるため、遠方から通わずに済みます。勤務先から遠い場合は、連絡バスを運行していることもあります。
通勤に時間と手間がかからないので、就業後のプライベートタイムがたっぷり取れるでしょう。ただ、郊外に建てられた工場の場合は周りに遊ぶところがないのでお金を使う機会が少なく、貯金しやすいというメリットがあります。
入居の際には、敷金や礼金は不要ですし、家賃が無料もしくは格安です。さらに光熱費なども補助してくれる場合が多く、生活費を抑えられるのが大きなメリットと言えます。企業によっては引越し費用や交通費も負担してくれるため、安心して新しい仕事に就くことができるでしょう。また、部屋には最低限の家具や家電が備えられており、自分で用意するものはほとんどありません。
働き方は工場の職種によって違う
工場勤務は2交代制や3交代制を採用しているケースが多く、生活サイクルが乱れがちです。これが嫌だという場合は、夜勤のない工場を選ぶのが賢明でしょう。
それから、自動車工場では無遅刻無欠勤で報奨金や満了金が出るという制度を導入しているところは珍しくありません。これは比較的大きな金額なので、収入を増やしたい場合は自動車工場から探すのが得策かもしれません。ただし、自己管理の不得意な人は、大いに気を引き締めて仕事に臨んでください。